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図柄入りナンバープレート

本日は「ナンバープレート」にまつわるお話。

その中でも希少な「図柄入りナンバー」について掘り下げていきたいと思います。

ラグビーW杯や東京五輪、いわゆる「ご当地ナンバー」などで皆様も一度は目にしたことがあるであろう図柄入りナンバー。

余談ですが、昨年末購入した私営業車(格安中古軽自動車です笑)、予期せずオリンピックナンバーがついております。

軽自動車なのに白いんです!(ナンバーです。)

こんな偶然もありちょっと興味をもって街中をみていると…

軽自動車にオリンピックナンバーを付けている方が結構いらっしゃる!

しかもナンバーの右上に五輪マークがさりげなくついているため遠目で見ると普通の白ナンバーなのです。

そんなデザインも相まってか特に軽自動車ユーザーに多く利用されております。

後述致しますが、オリンピックナンバーはレインボーカラーもありました。

こちらは寄付の必要がある事もありあまり普及していない様子…

五輪ナンバーは昨年の9月をもって受付が終了しております。

そして、昨年末に後継全国版プレートの新たなデザインが決定!

デザインは以下の国土交通省HPのリンクをご確認ください。

https://www.mlit.go.jp/common/001448538.pdf

本年4月頃から配布される模様です。(2027年3月まで)

全国47都道府県のお花をモチーフにしたデザインでざっくりいうと

「コロナ禍の中日本を元気にしょう!」

という思いが込められているそう。

事業用が緑枠、軽自動車が黄色枠…

地方版図柄入りナンバーにも採用されているパターン。

軽自動車の白ナンバーはレガシーに!(ラグビーW杯ナンバーもそうでしたので次なるイベントを期待)

地方版図柄入りナンバーというと…

有名なものは富士山ナンバーやくまモンが描かれている熊本ナンバーなどがありますね。

全国版とか…寄付がどうのこうのとか…色がついているとか…くまモンとか…

少々わかりずらいものなので

概要から手続き方法までまとめてみましたのでご参考いただけましたらと思います。

図柄入りナンバープレートの種類は?(全国版と地方版がある!)

図柄入りナンバーは大別すると2つに分かれます。

全国共通の全国版。どこにお住まいの自動車ユーザーの方でも交付の申込が可能です。

そして地方版

該当地域にお住まいの自動車ユーザーしか申込ができません。

また、両者とも

事業用軽自動車(黒ナンバー)、二輪車(バイク)は対象外となっております。

全国版

今まで、「ラグビーW杯」「東京オリンピックパラリンピック」の開催を記念した特別仕様のナンバーがありましたが、現在申込できるものはありません。

前述した「お花モチーフ」のデザインが今年の4月頃より配布開始となります。

デザインは2種類あり、

寄付付き(過去のものは1,000円以上で100円単位で選択できる。多分同様でしょう)がフルカラー

寄付なしがモノトーンカラーとなります。

寄付をしてモノトーンカラーを選択することも可能です。

気になるお値段。

通常のナンバーは¥1,500円前後(県によって厳密には運輸支局管轄地域によって料金が違うのです。)で購入致します。

沖縄は¥1,900します。

新しいナンバーをお車に装着する際は購入しているのです!

カーディーラーからお車を購入すると自然にナンバーがついているため

まず購入しているのを知らない方もいらっしゃるかもしれません。

購入価格の中にひっそりと含まれております。

これが字光式(光るナンバー)であったり、希望ナンバーにしたりすると料金が変わってきます。

またの機会に触れたいと思います。

東京オリンピックナンバーの場合は¥7,300(足立など)~¥15,900(奄美・鹿児島)

でした。

東京オリパラ特別仕様ナンバー料金一覧(国土交通省HPより)

まず、この料金を払ってまで変更するのか?

という疑問が浮かびますが、価値観は人それぞれです。

ラグビー、オリンピックの場合は軽自動車に白いナンバーを付けられるというメリットがあり

カーディーラーの軽自動車の販売促進の材料にもなったのではないでしょうか?

寄付について。

ラグビー、オリパラの際は大会運営のために必要な交通網の充実(オリパラは特にバリアフリー化に特化)に充てられました。

今度のナンバーは…

安全・安心で楽しいお出かけができる環境を実現する」ことを可能とする道路交通環境向上等の取組(交通事故の削減・あらゆる人の移動円滑化・観光振興・環境負荷の軽減等)に充てられる予定です。これらの取組を通して、日本中の誰もが、安全・安心で楽しいお出かけができるクルマ社会を目指していくこととしています。

国土交通省HPより抜粋

とのことです。

地方版

2006年10月10日から導入された「ご当地ナンバー」制度(富士山や奄美など)と併用することを想定として導入されました。

※既存のナンバーに対する導入もあります。

地方版図柄入りナンバープレートは、”走る広告塔”として、地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、地域の魅力を全国に発信することを目的に、平成30年10月1日から交付を開始いたしました。

 申し込みの際に募集している寄付金は、導入地域における交通改善、観光振興などの取組みに活用されます。

 国土交通省としては、この地方版図柄入りナンバープレートをきっかけに、導入地域における地域振興、観光振興の取組が一層促進されることを期待しております。

国土交通省HPより出典

現在第二弾まで交付されており、第三弾の議論が進められていて令和4年度には新たなるナンバーが登場の見込みとなっております。

第1弾41地域:平成30年10月1日~のデザイン

第2弾17地域:令和2年5月11日~のデザイン

事業用普通車は緑枠、軽自動車は黄色枠がつきます。

私が住む北海道では広大な地域(運輸支局が札幌・函館・旭川・室蘭・釧路・帯広・北見の7つがある!)

にもかかわらず、現在「知床」「苫小牧」の二つしかなく今後の増大に期待しております。

(特に札幌運輸支局管内でお願い致します!笑)

まぁ、一つの都道府県なので仕方がないのでしょうか…

気になる料金

地方版図柄入りナンバープレートの交付料金(国土交通省HPより)

軽自動車の方が高い地域がほとんど!

黄色枠の手間賃でしょうか?

全国版同様¥1,000以上の寄付をするとフルカラーのナンバーを選択でき

寄付がないと強制モノクロイラストとなります。

デザインによってはモノクロのものがカッコいい!ものもありますね。

山梨県の富士山ナンバーとか…(あくまでも私見です)

ちなみに富士山ナンバーは静岡県でもありましてデザインが2種あり面白いパターン。

地方版はその地域に住む方しか装着できないという利点があり、全国版に比べユーザーの変更意欲が高いのではないでしょうか?

しかし、該当「ご当地ナンバー」地域で自動車を取得すると自動的にご当地の名称が付与される

(例 知床○○○ち5456)

のでわざわざイラストまで入れる必要があるのか…

これもユーザーの価値観に委ねられます。

私の一押しは平泉ナンバーです。カッコいい…

どうやって手続きするの?

それでは、図柄入りナンバーに替えるのにはどうすればよいのか?

国土交通省HPによると、

「ご自身でウェブサイトから申し込むか、お近くのディーラー・整備工場・行政書士等にご相談ください」

と記載がございます。

ご自身で行う以外だと

・お車を購入する際はディーラーに一緒にやってもらう。

・事故や故障で修理の際は整備工場にやってもらう。

・現在乗っている車で変更したい場合は行政書士にやってもらう。

が良いと思います。

ご自身で行う場合は

http://www.graphic-number.jp

から申込をし、事前入金の上申請書をダウンロードの上運輸支局(軽自動車協会)でナンバー申請のうえ交付を受けなければなりません。

ご自宅で取り付けすることができます!

行政書士に依頼するメリットとして、めんどくさい申請を代理でやってくれる。

そして、

ご自宅にいながらナンバーの交換ができる!

(一部の行政書士に限る。丁種封印会員の行政書士のみ。)

のです。

普通車のナンバーは後方に封印をしなければなりません。

これは通常、運輸支局に隣接する自家用自動車協会などで取り付けてもらわなければならないのですが

認められた行政書士に限り出張で取り付けすることが可能なのです。

行政書士による出張封印

また、軽自動車の場合は封印の必要はないのですが、通常現在のナンバーを返却して新ナンバーの交付を受ける形となるので必然的に軽自動車協会に行かなければなりません。

弊所はナンバーの後返しが認められているため、ご自宅での取り付けが可能となっております。

ただし、行政書士にご自宅での封印やナンバーの後返却を依頼するには申請業務と一括で業務を依頼しなければなりません。

まとめ

本年新たに導入される全国版図柄入りナンバー。

そして第三弾の導入が予定される地方版図柄入りナンバー。

少しでも普及が進み

自動車業界の活性化の一因となり

寄付が増え交通インフラの改善、観光振興につながり

と、好循環になれば良いですね!

そして図柄入りナンバーの変更の際は、弊所へご依頼!

となれば嬉しい限りです。

札幌近郊の地方版図柄入りナンバーが導入されれば、なお嬉し!

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